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もしかして??気になる 発達障がいについて


-目次-
1. 発達障がいってどんなこと?
2. 気になることがあったら…
3. どんなサポートが受けられる?

1.発達障がいってどんなこと??


以前よりも耳にすることが多くなったように思うので「発達障がい」という言葉を聞いたことがあるという保護者の方も多いのではないかと思います。

子どもが日々成長していく中でそれを見守る保護者の方にとって気になることや悩みはその月齢や年齢で変わっていくものですが、毎日お子さんの成長を見守っている保護者の方だからこそ「あれ?うちの子他の子とちょっと違うかも?」と、気になってしまうことあるかもしれません。それは最初はちょっとした違和感でも、何度も感じると心配になってきてしまう、ということも当然あるかと思います。

そもそも「発達障がい」という言葉の響きがみんなを身構えさせてしまうのだと思うのですが、しっかりとしたサポートが必要な場合ももちろんありますが、実際には誰しもが持つ個性のそのふり幅が人より少し大きくて、それが原因で何らかの困りごとが生じている状態であることも多いのです。

なお、以前はよく誤解されていたようですが、こうした発達の凸凹は持って生まれたものであって、本人の努力不足や親の育て方が原因ではありません。


2.気になることがあったら…



発達障がいは大まかに分けるとASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠陥多動症)・LD(学習障がい)という3つほどの種類がありますが、実際にはそんなに明確に分かれているものではありません。

そもそも、その子の困りごとや特徴を分類して上記のどれかに当てはめるのは、困っている事に対しての適切なサポートを受けたり、その特徴を理解してもらうためであって、本人が生きやすく日々過ごすことを助けるためにされるものであると思います。

ですので、本人がすでに困っている、あるいは今はまだ困っていなくても将来的に困るようになるのでは、と保護者の方が思われるのであれば、何かしらサポートを受けるために働きかける必要があるかもしれません。

もし、お子さんの様子や発達の状態で何か気になることがあったら、保育園や幼稚園などに預けている場合には日中の様子を見ている担任の先生に日ごろの様子や気になるところはないかを聞いてみるのも良いかもしれません。

また、地域の相談窓口や発達外来のある小児科、児童精神科を受診するなどの方法もあります。


3.どんなサポートが受けられる?


発達障がいと一口に言っても、お子さん一人ひとり、各家庭で状況は違うため必要なサポートは多岐にわたり様々ですので、ここでは代表的な「療育」についてのみご紹介します。


・療育

→子どもたちの可能性を伸ばし、社会で自立できるようにサポートする活動として、発達の促進や社会性の獲得、困りごとの軽減などを目的に活動します。

療育センター、児童発達支援を行っている施設や、放課後等デイサービスで受けることができます。(児童発達支援は未就学児、放課後等デイサービスは小学生以上のお子さんが対象になります。)民間の療育施設もありますが、人気の施設は空き待ちですぐには入れないことも多いです。


療育を受けるためには医師の診断が必要であることもあるため、ますは地域の子育て支援の窓口に相談してみると良いでしょう。必要であれば他の専門機関へ連携したり、紹介してもらえるはずです。

子供の発達についての悩みは非常にデリケートな問題であるがゆえに、気軽に相談できず、夫婦間や家族間であっても認識の違いや価値観の違いで心配な気持ちを理解してもらえず、それがさらなる悩みのたねとなり苦しくなってしまうこともしばしばです。

子育て支援の窓口に相談するのも勇気がいることかと思いますが、一人で悩まずにその道の専門家に話を聞いてもらうことをおすすめします。



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