top of page

友達と上手に遊べてる? 幼児期の友達関係と親ができること

- 目次 -
幼児期の友達関係の特徴
幼児期の子どもの友達関係で悩んだら……
幼児期の子どもの友達関係で親ができること

 

 

幼児期の友達関係の特徴

 

幼児期は、子どもたちが社会性をはぐくみ人間関係を築いていくうえで非常に重要な時期です。そのなかで生まれる友達とのかかわりは子どもの社会性はもちろん、心の成長に大きな影響を与えます。

幼稚園や保育所等に通園するようになると、同年代の子ども同士でのかかわりが増えるため我が子が上手にお友達と遊べているだろうか、と保護者にとって気になる部分でもあるでしょう。

3~4歳になると会話も上手になり、友達との接し方としてはあくまでも自分が中心ですが、友達と一緒に遊ぶことの楽しさも感じることができ、そうした関わりのなかで少しずつ友達と合わせることもできるようになってくる時期です。5~6歳ころには、より言葉によるコミュニケーションが活発になり相手を思いやる気持ちが芽生えてくることで、友達関係もより確立してくる時期です。友達関係でのトラブルや悩みなどにぶつかることがあります。


 

幼児期の子どもの友達関係で悩んだら……

 

友達との関わりが増えていくと当然様々なことがあります。楽しいことも多い一方で、お友達とケンカをしてしまったり、嫌な思いをしたり、悲しい気持ちになるようなことがあったり、逆にお友達に嫌なことをしてしまうなんてこともあるかもしれません。

もしわが子がひとりぼっちで遊んでいるところを見てしまったり、園から帰ってきた子どもが落ち込んでいたり悲しんでいたりしたら、お友達とうまく遊べていないのでは?と、とても気になってしまうという保護者の方も多いのではないでしょうか。

心配してしまう気持ちは当然です。しかし、状況を見極めていったん見守るくらいの気持ちでいることがおすすめです。

親としてはなんとなくお友達はたくさんいたほうが良いと思ってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。たしかにこの時期はお友達との関わりを通して多くのことを学ぶ時期でもありますが、子どもの個性もそれぞれなので、一人遊びが好きな子どももいてひとりぼっちで遊んでいたとしても本人はあまり気にしていないことも多いのです。

また、お友達とケンカしてしまったと聞くと気になってしまうと思いますが、そうしたトラブルを経験しながら学び成長していくとも言えますので、まずは子どもの気持ちに共感し見守ってあげましょう。ただ、トラブルの状況や原因にもよるので、もし気になることがある場合には担任の先生に相談すると良いかもしれません。


 

幼児期の子どもの友達関係で親ができること

 

・子どもの話を聞く

楽しいことも嫌だったことも、なんでも聞いて共感してあげ、もし友達のことで悩んでいるときには、その気持ちを認めてあげる。


・具体的なアドバイスは控える

ついアドバイスをしたくなってしまうものですが、アドバイスをするよりも「お友達と一緒に遊べてよかったね。楽しかったね。」など、気持ちに共感するような言葉かけをする。


・担任の先生に相談する

子どもの話を聞いて気になることがあった時などは、担任の先生に相談して子どもの様子を共有しておく。

友達とのトラブルも、子どもが成長するための大切な経験です。とはいえ、なかなかそう割り切って考えられないもので、どうしても心配になってしまうこともあると思います。

そうした時には担任の先生に相談することで、園での様子を聞くこともでき必要があれば連携しての対応することも。

 


幼児期の子どもの友達関係は、子どもの成長にとってとても大切なものです。親はどうしても心配になってしまうものですが、まずは子どもの話を聞き、共感し、サポートすることで、子どもの社会性を育み、健やかな成長を促すことができます。



#こどもの友達関係 #こども同士 #こどもの心

bottom of page