-目次-
1. 子どもと季節のイベントを楽しもう
2. そもそも節分って??
3. 子どもと楽しむ節分アイディア
1.子どもと季節の行事を楽しもう

季節のイベントは日本の伝統を知る意味でも季節を感じる意味でも、子どもの時期に知ってイベントに参加しておくことがとても大事です。
2月の節分は多くの人に知らせる日本の代表的な伝統行事の一つで、子どもたちにとっても積極的に参加できる楽しいイベントです。
豆まきで鬼を追い払ったり、恵方巻を食べたりと、家族で過ごす時間は子どもにとっても大人にとっても特別な思い出になりますね。この記事では、節分の由来や意味を子どもにも分かりやすく伝えながら、一緒に楽しめるアイデアをいくつかご紹介します。
2.そもそも節分って??
節分は「季節を分ける」という意味で、もともとは立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを指していました。しかし、現在では特に立春の前日(2月3日頃)を指すことが一般的です。
節分に豆をまくのは、昔の日本では季節の変わり目には邪気=鬼が出ると考えられており、それを追い払うために豆まきなどの行事が行われるようになったそうです。
ちなみに、なぜ豆をまくのかというと、鬼に豆をぶつけて追い払うことで災いを払い、福を呼び込むという意味があります。豆をまくときの「鬼は外 福は内!!」というかけ声は有名ですよね。また、「魔滅(まめ)」に通じる語呂合わせや、穀物(豆)には生命力があると信じられていたことなども豆をまく理由とされています。
恵方巻を食べる理由はいくつかの要素が組み合わさってできた習慣ですが、「福」を巻き込む縁起物として無病息災や商 売繁盛を願うためだと言われています。
3.子どもと楽しむ節分のアイディア
① 鬼のお面や豆箱を作る
お面は紙皿や画用紙など身近にある材料を使って簡単に作ることができるのでおすすめです。よくある鬼の概念にとらわれず、自由に作ってオリジナルのお面を作るのもとても楽しいです。また、豆まきで使う豆箱を牛乳パックを洗ったものを利用して作り、折り紙やシールなどでデコレーションするのもおすすめです。
②豆まき
家の中で豆をまく場合に、小さなお子さんがいたりペットを室内で飼っている場合には、豆をまくのではなく、個包装されたお菓子や新聞紙を丸めたものやピンポン玉などを豆の代わりに使用しても良いかもしれません。
家の中で豆まきをすることが難しい場合には、鬼の絵を描いた絵を壁に貼って、ボールや新聞紙などを丸めたものを使って的あてゲームをしても楽しいです。
家族で「年齢の数だけ豆を食べる」のも盛り上がりますが、豆は小さいお子さんには危ないのでボーロなどで代用すると小さいお子さんも一緒に楽しめます。
③恵方巻作り
酢飯、のり、好きな具材(きゅうり、卵焼き、かんぴょう、桜でんぶなど)を用意し、巻き簾を使って巻きます。中に入れる具を子どもと相談しながら用意 したりして、一緒に巻くのはそれだけでも楽しいですし、日ごろ食が細くても自分で作ったものはすすんで食べてくれたりするので、親子で一緒に恵方巻を作るのはおすすめです。
また、巻き寿司を食べさせるのが心配な小さいお子さんであれば、一口サイズにしたり、材料を細かく切ったりして、巻き寿司の形にしなくても、一緒に作って食べるだけで十分楽しい思い出になるはずです。
③節分や鬼にちなんだ絵本を読む
節分や鬼に関する絵本はたくさんあります。時期になると図書館や本屋にもコーナーができていることも多いです。

節分などの季節の行事は、日本の伝統文化や季節の移り変わりを感じる良い機会です。こうした季節の行事を全力で楽しめるのも子供が小さいうちだったりもするので、ぜひ親子一緒に準備をしたり、節分の由来や意味を話したり絵本を読むことで楽しんで過ごしてくださいね。