top of page

子どもと楽しむ季節の行事! - ひな祭り -


-目次-
1. ひな祭りってどんな日?
2. ひな祭りの由来
3. ひな祭りを楽しく過ごそう!


1.ひな祭りってどんな日?






ひな祭りは、桃の節句とも呼ばれており、女の子の健やかな成長と幸せを願う日本の伝統的なお祭りです。(ちなみに「節句」とは、季節の変わり目である特定の日に、伝統的な行事や儀式を行う日のことを言います。)

昔は、3月3日の「上巳(じょうし)の節句」に、人形に厄を移して川に流すことで、女の子の健康と厄除けを祈っていました。 今では、ひな人形を飾って、女の子の成長をお祝いするお祭りとして親しまれています。

 

2.ひな祭りの由来



ひな祭りは平安時代ころ中国から伝わったとされています。中国の上巳の節句に川で身を清めて災いや穢れを払うという習わしが、日本で人形にけがれを移して川に流す「流しびな」になり、そのうち貴族の子女の間でおこなわれていたおままごと遊びである「ひいな遊び」と結びついて、江戸時代頃には現在のようなひな人形を飾る習慣が定着したと言われています。


3.ひな祭りを楽しくすごそう!



① ひな祭の食べ物


ひな祭りには、菱餅(ひしもち)、白酒(しろざけ)、ちらし寿司(ちらしずし)など、縁起の良い食べ物を食べる習慣があります。 菱餅は菱形の形が魔除けの意味を表し、白酒は、邪気を払う意味があるとされています。 ちらし寿司は、彩り豊かで見た目も華やかなので、お祝いの日にぴったりの食べ物です。



②ひな人形を飾ろう


昔のひな人形のイメージは七段飾りなどの大きなものでしたが、最近では様々なひな人形があります。昔ながらのお人形もあれば、木で作られた北欧風のひな人形やキャラクターのひな人形など本当に様々で、どれにしようかと選ぶのもまた楽しいことですよね。

また、何かこれというものを買わなくても折り紙やフェルトなどでオリジナルのひな人形をつくって飾るもの素敵です。




 


今はこうした伝統的なお祝いも、これという決まった型にとらわれる必要はありません。本来のひな祭りの目的が「子どもの成長を願う」というものなので、形にこだわる必要はないとも思います。

お子さんと一緒にひな祭りの歌「うれしいひなまつり」などを歌って、歌詞に出てくる、お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子、ぼんぼりとは…という話などを一緒にするだけでちょっとした歴史の勉強にもなります。ひな祭り関連の絵本もたくさんありますので一緒に読むのもおすすめです。



#季節の行事 #ひな祭り

bottom of page