-目次-
1. 歯磨きタイムは順調ですか?
2. 歯磨きを嫌いにならないためにできる工夫
3. 年齢別 歯磨きのポイント
1.歯磨きタイムは順調ですか?

毎日の歯磨きは欠かせない習慣ですが、正しく磨けているか不安になることもありますよね。特に、お子さんによっては歯磨きを嫌がって、歯磨きをすること自体が大変になってしまうと、保護者にとっても歯磨きタイムが憂鬱になってしまうことも…。
ここでは子どもの年齢別の歯磨きの方法と、子どもが歯磨きを嫌がらないちょっとした工夫についてご紹介します。
2.歯磨きを嫌いにならないためにできる工夫
・歯磨きソングをかける
歯磨き用の歌でも良いですし、お子さんが好きな曲をかけるのもおすすめです。
・タイマーをセットして2分間を意識する
終わりの時間が目に見えると分かりやすいので、砂時計やカウントダウンが見えるものもおすすめです。
・ごほうびカレンダー
できたらシールを貼るなど、終わった後の楽しみがあるのもおすすめです。シールが何枚かたまったらごほうびと交換できるようなルールがあっても良いかもしれません。ごほうびも、くじ引きにして何が当たるか分からないようにしておくと、よりゲーム性が上がって盛り上がります。
3.年齢別 歯磨きのポイント
0~3歳
この時期は主な目的は「歯ブラシに慣れること」です。歯磨きの習慣を作ることは大事ですが、歯磨きを嫌いになってしまっては元も子もないので、嫌がる時は無理をせず、遊びながら慣れさせるのがポイントです。月齢に合ったやわらかい歯ブラシを使って、やさしく磨きます。
この時期のポイント「歯磨きを楽しい時間にしよう」
4~8歳
乳歯が揃って、奥歯(第一大臼歯)が生えてくるこの時期。自分で磨き始める子もいますが、まだまだ仕上げ磨きは必要です。特に一番奥の歯は溝が深く、奥であることもあり自分では磨きにくいため虫歯になりやすいです。定期的に歯医者さんで健診を受けつつ、保護者が仕上げ磨きをしてあげると良い時期です。子どもが自分で磨くと力が入ってしまって、ブラシがあっという間にダメになってしまうことが多いので、力加減についてもアドバイスをし、ブラシが広がってきたらまめに交換するのも大切です。
この時期のポイント「仕上げ磨きが重要」
どの年齢にも共通するのが歯ブラシの使い方です。持ち方は鉛筆を持つように軽く握って、力を入れすぎないように優しく磨きます。歯ぐきに当たりすぎると痛くて嫌がってしまいます。歯ぐきと歯の間に優しくブラシを当てて磨きます。小さいうちから一日一回夜の歯磨き後にフロスをして寝ることを習慣にしておくのがお勧めです。

虫歯になってしまうと、痛かったり治療で歯医者さんに通わなければならなかったりするので大変です。健康な歯でおいしくご飯を食べて元気に大きく育つためにも、正しい歯磨きを習慣にしておくと安心です。