-目次-
1. 就学前検診とは?どんなことをするの?
2. 当日の持ち物や流れ
3. 検診のために何か準備は必要??
1. 就学前検診とは?どんなことをするの?
就学前検診とは、小学校入学の半年くらい前に小学校への入学を予定している子どもたちを対象にして、身体や発達状態をチェックするために行われる健康診断で、正式には「就学時健康診断」といいます。

自治体によって多少の違いはあるかもしれませんが、就学時健康診断でチェックする項目は以下のようなものがあります。
身体測定(身長/体重/視力/聴力など)
内科診察(心臓や肺の状態など、内科的疾患がないか)
歯科検診(歯の生え方/虫歯/歯周病など)
そのほか、耳鼻皮膚などの状態
発達検査(運動能力/言語能力/社会性)
発達検査は子どもだけ別室で行われる簡単な面接のようなものです。子どもへの質問は、「お名前を教えてください」「今日は誰と来たの?」「幼稚園はなんていう幼稚園ですか?」「幼稚園では、何をして遊んでいるの?」などで、言葉の理解力や発音、社会性などを見るために行われるものです。
2. 当日の持ち物や流れは?
(持ち物)
就学時健康診断のお知らせ(記入して持参)
母子健康手帳
子どもの上履き、保護者用のスリッパ。外履きを入れる袋
筆記用具
他には資料や配布物などを入れるためにサブバッグやエコバッグなども持っておくと安心です。
(服装 )
子どもは脱ぎ着のしやすい服が良いでしょう。ワンピースなど、上下がつながっている服は避けたほうがスムーズです。
(当日の流れ)
指定された時間に出向き受付をします。受付後は、子どもだけで検診を受ける場合と保護者が一緒に回る場合があります。
親向けの説明会が同日に開催され書類の配布等があります。書類を記入して提出する場合も多いため、筆記用具は忘れないようにしましょう。
子どもたちの検診が終わったら、保護者と合流して帰宅という流れです。
3. 検診のために何か準備は必要??
検査の内容はほとんど普通の健康診断なのですが、中に「発達検査」という項目がふくまれているため、少し身構えてしまう保護者の方もいるかもしれません。しかし、実際は簡単な質問の受け答えのみなので、そこまで身構えて準備する必要はないでしょう。
ただ、いつもと違う状況で親と離れて初めての場所や人に囲まれるとなると、緊張してしまうお子さんもいることでしょう。
お子さんが緊張してしまいそうな場合には、事前に就学時健康診断では何のためにどんなことをするのかについて話ておくと安心です。
