-目次-
1. ネットや電話相談の窓口
2. 専門家への相談窓口
3. 知っておいてほしいこと
1.ネットや電話相談の窓口
「知ってる?子育てで困った時に相談できる場所(1)」では、子育ての悩みについて相談できる地域の窓口についてご紹介しましたが、直接対面で相談するのは少し気後れする場合には、電話やネットで相談する方法もあります。(電話番号については以下の名前で検索してください)
<電話窓口>
①子育て・女性健康支援センター(日本助産師会)
助産師による電話相談窓口です。妊娠・出産・育児に関する専門的な相談ができます。
各都道府県によって相談先の電話番号がことなります。
②ママさん110番(日本保育協会)
保健師や元保育園長などの専門家に、乳幼児の子育て全般の悩みを相談できます。
相談時間が限定されており、最終受付時間は15:40です。
③児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」
児童相談所というと虐待というイメージがありますが、それだけではなく育児に関する相談も受け付けています。24時間いつでも対応しているので、緊急の場合でも安心です。お住まいの地域の児童相談所につながります。
<ネット窓口>
子育てや親子関係について悩んだときに、子ども(18歳未満)とその保護者の方などが気軽に相談できるLINEの相談窓口です。こども家庭庁が全国共通で運用しています。
2.専門家への相談窓口
発達が気になる場合には、乳幼児健診から専門家に相談することもできます。1歳6か月健診と3歳児健診では、言葉の遅れや発達が心配な保護者を対象に心理士による相談も行っています。また、発達外来や子どもの発達相談などで検索をして、直接医療機関に相談に行くことも選択肢のひとつです。ただ、子どもの発達を見てくれる病院はあまり多くはなく、予約もだいぶ先になってしまうことが多いです。病院によって方針が 大きく違っていて、カウンセリングも可能なカウンセラーの有無や、基本的に投薬相談がメインになるという病院もありますので、ホームページを見たり実際に問い合わせをして確認したほうが良いかもしれません。
小学校以上のお子さんになれば、スクールカウンセラーに相談することも出来ます。
3.知っておいてほしいこと
子育て相談は「基本的に無料」で「プライバシーは守られる」ということを知っておいてほしいです。子育てのことを第三者に相談するのは勇気がいることかもしれません。けれど、 悩みが大きくなる前に早めに相談することで、より適切な支援を受けることができます。
「そんなに大したことじゃないのかも」「わざわざ他人に相談するようなことではないのかも」「ほかのお母さんたちも同じはずだから」など、相談しない理由を探す必要はありません。むしろ大したことなく済めば、それが一番良いということを知っておいてください。
子育ては一人で抱え込む必要はないのです。困った時や心配な事がある時は、上記のような相談窓口を積極的に活用し、周りの人に頼ることも大切です。
