-目次-
1. トイレトレーニングを始める前に
2. トイレトレーニングを始めるサインと準備
1.トイレトレーニングを始める前に
乳幼児特有のおむつをした姿もとてもかわいいのですが「いつおむつをはずすか」は気になるところではないでしょうか。
卒乳やトイレトレーニングなどは、それを積極的に行うかどうかはともかく、子供の成長とともに避けては通れないものです。
やだ、ひとつ言えることは「焦りは禁物」だということ。周りのお友達と比べて遅れているように感じてしまうと気になってしまう気持ちも分かりますが、幼児期はその成長度合いが一人ひとり大きく違います。
「何歳だから」ではなく、お子さんの発達段階に合わせて無理なく進めていくことが保護者の方にとってもお子さんにとっても望ましいと思います。
繰り返しになりますが、思っているように進まなくても焦らないことです。例えば、トイレトレーニングを進めている途中で保護者の方が体調を崩してしまったら無理して続ける必要はないです。せっかく頑張ってきたのに、と思っても、完全に0スタートまで戻るわけではなく、その頑張った期間には意味があるのです。途中でおむつに頼っても全然良い!保護者の方のペース、お子さんのペース、両方のペースを見ながら進めていきましょう。

2.トイレトレーニングを始めるサインと準備
< サイン >
・言葉で要求を伝えられるようになる
・出る前、あるいは出た後に教えてくれるようになる
・おしっこの間隔が2時間以上あく
・おまるや補助便座に興味を示す
このようなサインを見せてくれるようになったらトイレトレーニングを始めるタイミングかもしれません。
< トイレトレーニング開始前の準備 >
・トイレをお子さんが行きたくなる場所にする
→好きなキャラクターでトイレを飾ったり、明るく楽しい雰囲気にする
・補助便座やおまるを準備する
→足がついてないと不安になってしまうこともあるので、補助便座であれば子供の足がつくような台を用意したりする。
・トイレの絵本を読む
→トイレトレーニングに役立ちそうな絵本はとてもたくさんあるので、図書館などで借りてきて一緒に楽しむことで、 トイレに行くハードルを下げます。
・憧れパンツを用意しておく
→好きなキャラや柄で用意しておき、おにいちゃんパンツ、お姉ちゃんパンツ、などちょっとした憧れの存在にしておくと良いです。

トイレトレーニングのタイミングでもある「言葉での主張ができるようになってくる時期」ということは、自我もはっきりしてくる時期と重なり、なかなか保護者の方の思い通りにならないことも増えてきます。次回は具体的な進め方についてご紹介します。

