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子どもの「なんで?なんで?」攻撃に疲れてしまった時の処方箋

  • 執筆者の写真: k92149707
    k92149707
  • 12 時間前
  • 読了時間: 4分

-目次-


 「なんで空は青いの?」「なんでアリさんは列になって歩いているの?」「なんでお月様はついてくるの?」とにかく目につくものすべて「なんで?」と聞かれると、子どもの好奇心や興味をもったことに答えてあげなくてはと思いつつも疲れてしまう…なんてことありませんか?

 今回はそんな「なんでなんで」攻撃の秘密と保護者の方の向き合い方についてお届けしようと思います。


1.そもそも「なんで?」が止まらないのはなぜ? 


 

子どもが3歳から5歳ころになると、それまで「ブーブー」「ワンワン」などの単語を話していた段階から、一気に言葉の表現が豊かになります。それと同時にやってくるのがこの質問期です。

 幼児期の子どもにとって世界は毎日が初めてのことや新しい発見の連続です。昨日まで当たり前だった(気づいていなかった)景色が、ある日突然「おや?どうしてなんだろう?」と不思議に思えてくるのです。

 つまり、「なんで?なんで?」という質問の連発は、子どもの「知的好奇心」と「考える力」が急速に育ち始めた証拠です。自分で不思議を見つけて、もっと知りたい!と思う力は近年教育でも重視され、企業が新入社員に求める力として挙げられている「主体性」の根っこそのものといえます。

 とはいえ、そう理屈は分かっていても毎日何度も何度も聞かれると、保護者もエネルギー切れしてしまうこともあるかもしれません。

 子育てをするうえでは、保護者の方のエネルギー切れは避けたいところです。



2. 「なんでなんで」攻撃の受け流し方


 子どもが「なんで?」と聞いてきた時に、大人としてきちんと正しいことを答えないといけないと思ってしまうと思うのですが、実は図鑑のように正しい答えを返さないといけないわけではありません。子どもが求めているのは、別に「正確な科学的な根拠」や「正しい答え」ではないのです。


 子どもが「なんで?」と聞いてきた時の3つのアプローチについてご紹介します。


① 魔法のオウム返し「なんでだと思う??」


 本人にそのまま質問を返してしまう方法です。

例:

 子ども「なんで星は空に浮いてるの?」

 大人「本当だね、不思議だね。〇〇ちゃん(君)は、どうしてだと思う?」


質問をそのまま返すことで、子どもは自ら考えて答えを出します。そうしたら大人は「なるほどね!」と全力でその考えを肯定してみてください。子どもは「正解が知りたい」というよりも「この不思議を共有して、おしゃべりしたい」という気持ちが強いので答えをもらえなくても満足してくれるはずです。


② 「一緒に調べてみよう!」


 大人だって正しい答えが分からない質問はたくさんあります。特に子どもが「なんで?」と聞いてくる質問は、大人は特に気にも留めていなかったような疑問であることも多いので、余計に答えにつまってしまうこともあるでしょう。

 そんな時は、正直に「確かに!不思議だね!一緒に調べてみようか」と返答します。「大人も知らないことがあるんだな」「分からないことは調べればいいんだ」という学びにもつながるはずです。


③ どうしても限界なら「お店じまい」


 どうしても疲れていて余裕がない時、そんな時に無理して「なんでなんで」攻撃に付き合ってイライラして、最終的にドカンと怒ってしまうくらいなら、期限付きの「お休み宣言」をしてしまいましょう。「ごめんね、今ママの「なんでポイント」がいっぱいになっちゃったから、明日いっぱい聞くね。」と正直に言ってしまいましょう。それに対しても「えーなんで?」と聞かれそうですが、「ごめんねー」でだいじょうぶ。子どもはすぐまた「なんで?」と聞いてくるかもしれませんが、そこは受け流してパワーの回復に努めてください。

 

 

子どもの「なんで?」に毎回正しい答えを用意しようと思う必要はないのです。「へー!そんな風に感じるんだ!」「そこを不思議に思うんだ!」と、子どもの目線や考えを面白がる姿勢でいることで「なんでなんで攻撃」を受ける保護者側の気持ちも楽になるのではないでしょうか? 子どもからしても、「正しい答えを知ることができた」ということよりも「自分の疑問を大切に受け止めてくれた」という安心感こそが、次の「もっと知りたい」という意欲を育て、それが主体性を育むことにもつながっていくのです。


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