主体性を伸ばす時に気を付けたい「叱るべきこと」の線引き
- k92149707
- 1 日前
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-目次-
子ども自身の「こうしたい」という気持ちを尊重する一方で、𠮟るべき時にはしっかりと伝えるべきことがあります。特に小さな子供は自我が急速に芽生える大切なフェーズであるからこそ、いけないことはいけないとしっかり伝える必要があるのです。
今回は、子どもの「やりたい」という気持ちを大切にし主体性を伸ばしながらも、保護者としてブレないための「叱るべきこと」の線引きについてをまとめます。
1.そもそも「伸ばすべき主体性」とは
主体性とは、自分からやってみたいと考え行動することです。幼児期における主体性は、たとえば「この服を今日は着たい」と決めて着る、公園で何をして遊ぶかを自分で考えて行動するなどの「自分で選択する」ことのほかに、左右別々の靴を履いてみたり、コップにお茶をなみなみついでみるなどの「試行錯誤」すること、失敗してしまった時に「次はこうしよう」と考えるなどの場面で育まれていきます。
これらは大人の目から見ると効率が悪かったり、汚して後片付けが大変になることが分かっていたりして、つい止めたくなってしまう行動に多いものですが、こうしたプロセスや経験を大人が先回りして止めて子どもから「体験したり考える機会」を奪わないことが主体性を伸ばすためにはとても大切です。
2.明確にしておきたい「叱るべきこと」3つの境界線
しかし、いくら子どもの意志を大切にすると言っても、叱るべきことは明確にあります。どこまで自由にさせて、どこから止めるべきなのか…。もし迷うことがあったら次の「3つの基準」に当てはまるかどうかを考えてみてください。

①人や自分の「いのち・安全」を脅かすこと
例:道路に飛び出す、高いところから飛び降りる、お友達をたたく等
(保護者のアプローチ)
即座に制止。なぜダメなのか、理由は「短く明確に伝え」「絶対にダメ」だと示す。
②社会的なルール、マナーに反すること
例:お店の商品を勝手に開ける、順番を守らない、公共の場で大声を出し続ける等
(保護者のアプローチ)
その場で「ダメな理由」を伝え、ルールを教える。
③人の気持ちや、物を傷つけること
例:お友達のおもちゃを奪ったり意図的に壊す、お友達に意地悪を言う
(保護者のアプローチ)
気持ちに寄り添いつつ、行動については戒める。「それをされたらどんな気持ちだろう」と相手の立場や気持ちを考えるように促す。
こうした「安全」「ルール」「人の気持ち」に関わることについては、ブレずにきちんと「ダメ」だと伝えるべきことです。混同されてしまうこともありますが、子どもの主体性を伸ばすことと、しつけを行うことは決して矛盾していません。「命や安全にかかわること、社会のルールを守ること、他者への害」にはしっかり境界線を引き、それ以外の安全な領域では思い切り失敗や挑戦をさせてあげてください。




